床も取り外し、構造の弱い部分を確認中。再利用できるのも、確認中。 |
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大黒柱に地元で育った杉の8寸角を据えて根太には檜の芯持ちで腐らないですね。 |
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中能登町K様邸のリフォーム工事です。
【玄関】【土縁(土間縁側)】
K様邸のリフォーム工事は、平屋の建坪65坪とゆったりしているため、土間をつくってみました。ちょっとした話や、腰をかけてと使い方はいろいろ
玄関と近いのですが、平屋ということで家族の部屋(プライベート)とお客さんを迎える部屋(和室)の玄関としても・・・という思いで造りました。
旦那さんは、祭り男。人を集め飲んだり、話したりが大好きです。
「プライベートと分けられるように」は、奥様の想いです。
元々は囲炉裏に吊り下がっていたのですが、土縁の隅に吊りました。
上り框になっているケヤキは、以前このお宅の梁だったのです。
使えるものは、削ったり磨いたりしながら、再生する。
たくさんの思い出と、長い月日からの染み付いた樹(古木)の肌やにおい、そして質感まるで語りかけているように・・・
≪再生屋本舗より≫
そして出来上がった作品が、これです。(写真左上)一度勢いがついたお施主さんは、次に落としがけの製作に・・・
いい木肌ですね。私が山を歩き回って見つけた鼠松です。
気に入ってもらえて何より。これも縁なのでしょうか?
2年間池につけてあったのです。
(池につけると虫がつきにくく、油分が抜けるのです。)
樹齢170年ほどの木です。歴史を語る神様みたいな樹ですね。
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